コウラボシ

天気のいい日には甲羅干し

虹色のように

白か、黒か

物事をはっきりと区別したい時がある。

 

分けて安心。

あなたと私には見えない壁があって

同じ空間にいるけど、距離があるのよ。

 

電車のホームで待つ人と、電車に乗って

いる人のようなものかな。

 

人生の節目であれば、大切だし守るべき

こと。

 

 

毎日の生活では、線引きばかりしていると

いつの間にか孤島にいて、沢山の人に

囲まれているのに、誰も自分のことが

わかってくれない。って泣いている。

 

自分は、誰の気持ちも理解しようとしないのに。

 

 

雨上がりの空に見える虹を思う。

 

どこから赤で、黄色なんて何度見ても線引き

できない。

 

ただ、美しく輝いている水滴の光の屈折。

虹色の気持ちをもっていたい。